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膝に水が溜まると抜くのか抜かないのか

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こんにちは、長野市の駅よりほど近い整体サロン「ナチュラルBodyケア美らく」の中澤です。

痛みを笑顔にしたいという思いから、日々いろんな技術を模索しています。

 ☜(厚生労働省データー引用)

☝☝(膝の痛みを感じだ年齢化権製薬㈱・生化学工業㈱「膝の痛みと対処法に関するアンケート調査データーを引用)

厚生労働省のデーターによると何らかの関節に疾患を持っている方の数がこんなにもいらっしゃるのかと正直に驚きです。

データーを見ると年齢が40歳代を境に急激に増えています。40歳代、50歳代の方は、相当腰に痛みがあるとか肩に痛みがあってとぎりぎりまで我慢しているんでしょうか?
お仕事のご都合なんだろうと思いますが、不調を訴えながらお越しいただく方がほとんどです。症状を感じていてもなかなか動こうとしないのは、相当な痛みを感じないと動けなくなってからお越しいただく方がほとんどです。

日常生活の中では、常に運動を意識し筋肉を使って歩いたり走ったりと心がけている方も多い年代でもあります。但し、運動をしなくても日常生活のなかでは筋肉を使っているということを意識して体操やストレッチをやることをお勧めします
定期的なお身体のメンテナンスは、年齢とともに必要なことなんです。

加齢やけがで軟骨が減ると骨同士が直接ぶつかり、関節に炎症が起きる。軟骨は元には戻らないので、進行すると半月板が割れたり、靱帯が傷ついたりするんですね。
傷ついた関節を満たす液体が増え、いわゆる「膝に水がたまった」状態になるんです。これが変形性膝関節症です。

最初は階段の上り下りや歩き始めに痛んだり、正座やしゃがむ姿勢がつらくなったりする。さらに進むと起床時に膝がこわばる。最終段階は安静時にも激しい痛みが出て、歩行困難になってからでは遅いです。痛みも相当だと思います。

 

関節液は潤滑油なので正常でも関節にあるんです

「整形外科に行って水は抜かないでください。と言ったんだけど膝の水を注射で抜くんです。
水を抜いても翌日には再び、膝に水が溜まってしまうとおっしゃってお越しになりました。

関節内には正常でも数ccの関節液という液体が存在します。この関節液は粘り気がある粘ちょう性の液体で、関節の潤滑油の役割と関節軟骨へ栄養を運ぶ役割があるんです。
とても重要な役割をになっているんです。
そんな重要な役割を果たしている潤滑液を抜てしまうなんてことをしてしまうと一時的には、痛みは治まります。また、水が溜まってしまいます。

膝関節内に炎症が生じるとこの関節液が増加し、俗に言う「膝に水が溜まる」状態になります。関節液の粘ちょう性は低下し、本来の関節液の機能は失われて文字通り「水」のような存在になってしまうのです。

膝の痛みが日常生活にも影響が出るほど痛い

末期の症状になると、日常生活に支障が起こるほどの痛みになります。
そのため、仕事に行く、買い物に行く、旅行に出かけるなどの日常的な生活が思うようにできなくなります。
そして活動範囲が狭くなり、いろんな方たちとの交流からの刺激が少ない生活になると、動きたくないとか膝に痛みがあるからと徐々に家にこもる生活になってしまいストレスが溜まってきます、筋肉が硬直し運動量が少なくなるため体重が増加したりうつ状態に陥りやすくなることもあります。

体重が増加すると自律神経がみだれてくるんです。それは、運動量とも関係してきますね。
また、高齢者の中には、家の外に出ない生活が続くと、認知症などの痴呆の症状が現れてくる人もいます。

 

まとめ

この頃は、骨の変形がだいぶ進んできますので、外見的にもO脚が目立つようになります。
よく見かけるのは、足と閉じることが出来ないO脚の車を押して歩いている高齢者の方を見かけます。
相当痛みに耐えて長年を過ごしていたのかと想像をしてしまいます。年をとっても旅行に行きたいですし、日常生活を楽しみたいとそのためにできることを今からでも遅くないと思います。

そんな方の生活を応援して寄り添っていけたらと考えています。
筋力維持と筋肉の左右のバランスと整えて身体の負担を取り除く事が血液循環を良くしていく施術をお勧めしています。

施術の痛みは、ほどんどありませんので安心してください。まずは、定期的に筋肉のバランスを整えていくことが大切です。疲労物質を身体に溜めないことです。

痛みがあってつらいことを放置せず相談してください。
一緒に頑張りましょう。