膝の痛みはリンパ浮腫が原因でした

こんにちは、先日は膝の痛みを訴えてお越しいただいた方がいらっしゃいました。

数年前に子宮がんの手術をされてリンパ節をとっていらっしゃる方でした。

久しぶりの来店でしたので、どうしたのかと思いましたら足がパンパンでした。ただの浮腫みではなかったです。

風船のようにぶよぶよでかなりの浮腫みでした。

リンパ浮腫は、リンパ節(切除)手術療法や放射線治療によって引き起こされる副作用のひとつです。手術の部位によって、手術した側の

腕や脚にだけ浮腫を生じることがあります。

治療後すぐに生じることもあれば、10年以上経ってから発症する方もいらっしゃいます

一度発症したら治りづらく、症状が悪化すると、日常生活に支障を来すこともあります。

最近、女優の古村比呂さんがリンパ浮腫のマッサージの取材を受けていらっしゃるのをTVでみました。

適切なケアを行うことで、無理なく毎日の生活を送ることができるんですね

足だけではなく、乳がんによって転移を心配しリンパ節を切除される方もいらっしゃいます。脇のリンパ節の場合は、腕の太さが違ったり

足の場合も左右の太さが違ったりと、女性にとっては夏なら半そでの洋服を着ることすらできなかったりスカートを履くことができなかっ

たりと手術で日常生活に戻っても悩みは尽きません。

例えば、買い物をする際にはキャリーバッグやカートを利用したりと重い荷物は極力持たないようにして、身体に負担をかけないような日

常生活でも工夫が必要です。

皮膚を清潔に保って乾燥を防ぐために、保清保湿もしっかり行います。

虫刺され、すり傷などのちょっとした傷や日焼けなど皮膚が炎症を起こしている状態は感染を引き起こしやすく、それが原因で腕や脚全

体に炎症が広がることもあるので気を付けましょう。

太るとリンパ液が流れない

体重の増加はリンパの流れをわるくするので体重を維持することも大切なことです。

リンパ浮腫を予防し、悪化させないためには、日常的な心がけは重要ですが、気にしすぎない程度に、無理なく、適切な日常のケアと定

的なケアを行っていきましょう。

手術前と同じ生活では、リンパ節の切除によって水分と老廃物は流れていかないので定期的にマッサージにより排泄できるようにするこ

とが重要です。

リンパ浮腫を予防し、悪化させないためには、日常的な心がけは必要です。

気にしすぎない程度に無理なく、適切な日常のケアとマッサージがとても重要です。

定期的にマッサージによる老廃物を流してカラダの外へと流してあげることです。

リンパ浮腫が悪化すると怖い合併症

リンパ浮腫の状態

  • 腕や脚がむくむ
  • 腕や脚が重く、だるさを感じる
  • 腕や脚を動かしづらい
  • 疲れやすい
  • 皮膚をつまんだ際にしわが寄りづらくなる
  • 指で押すと、戻りが悪く、痕が付く
  • 腕や脚の静脈が左右異なって見える
    あるいは、これまで見えていた静脈が見えづらくなる

重症化するとこんな症状も

  • 浮腫が悪化する
  • 皮膚が硬くなり、浮腫がひきづらくなる
  • 乾燥しやすくなる
  • 腕や脚を動かすと違和感を感じる

リンパ浮腫では、基本的に痛みを感じないとされています。浮腫が悪化すると痛みを生じることもあります。

また、細菌感染によって、蜂窩織炎ほうかしきえんと呼ばれる合併症を発症することもあります。

リンパ浮腫を発症しやすいのは、乳がん、子宮がん、卵巣がん、前立腺がん、皮膚がんなどの治療後です。

症状が見られるのは、乳がんではわきの下から腕にかけて、婦人科がんでは下腹部、陰部、脚の付け根(内もも)あたりです。

はじめの段階では、リンパ節切除を行った場所に近い腕や太ももの付け根に症状が見られ、次第に手先、足先に浮腫が見られるようにな

っていくようです。

まとめ

・皮膚の乾燥と衛生管理

・着圧のタイツを履くこと

・定期的なマッサージをすること

・運動

・体重の維持

リンパ浮腫は、早期に気が付き、定期的にマッサージのケアを行うことが重要です。

当店では、リンパを流れを整えて基礎代謝力をアップさせていく施術をお勧めしています。

ご相談ください。

ナチュラルBodyケア美らく